PRODUCTS 事業内容

PRODUCTSステンレス線

弊社は40年の伸線経験を活かし、高品質で低価格なステンレス線を提供しております。また、平成26年度より、中国の伸線メーカーと提携し、日本の技術を教えることにより、日本では製造コストがかかる鈍し線（Ｗ１）も安価で高品質な製品を提供することができるようになりました。

鋼種：302 304 316 316L 430
線径：0.06mm～
用途：
ロープ　ブラシ
スプリング
金網　デミスター　ブレード
抗張力：
W1　WPA　WPB　3/4H　1/2H　1/4H　1/8H　1/16H

【ＪＩＳ規格表】線径と抗張力

スプリング用

スプリング用の線としては、日本では通常ニッケルコートをしたステンレス線が主流ですが、弊社ではニッケルコートをしたステンレス線は取り扱っておりません。その代わりとして、ソープコート（被膜付き）のステンレス線を販売しております。

ニッケルコートをしていないと、スプリング製造時に機械との相性が悪いと言われています。ニッケルコート線は、確かに何もしていない通常のステンレス線に比べると滑りもよく、スプリングを製造しやすいのも事実です。ただ、通常のステンレス線でも、スプリングの化学成分的には何ら問題はなく、ただ製造のしやすさだけでニッケルコート線を選ぶのは、少しもったいないような気がしませんか？

そこで弊社では、日本以外の世界各国では主流のソープコート（被膜付き）のステンレス線を日本にも広めていきたいと思い、思い切ってニッケルコート線は取り扱わないことに決めました。ソープコート線は何もしていないステンレス線に比べると格段に滑りもよく、なによりも日本以外の国ではスプリング用のステンレス線としては当たり前になっています。

ソープコート線のメリットは、なんといっても価格です。ニッケルコート線に比べると格段に安く製造でき、科学的成分も、何の問題もありません。弊社では実際にニッケルコートもソープコートもしていないステンレス線をスプリング製造メーカーに出荷している実績もあります。であれば、一度試しで使ってみてはいかがでしょうか？

金網用／デミスター用／ブレード用

弊社では、定期的にご注文いただけるお客様には、弊社倉庫で在庫を確保しておき、ご注文頂いた時点でのニッケル相場、為替相場で、即納できる状態にして販売しております。

弊社の金網用ステンレス線が特別に安い理由は、弊社は商社ではなく製造業だからです。

弊社は中国のステンレス線メーカーからステンレス線を購入し、弊社工場内で伸線して、ロープ材、スプリング材、ブラシ材として、日本の各種製造メーカーに販売するのが主な仕事です。ですので、お客様の商品と一緒に、弊社で使用するステンレス線を購入し、購入量を増やすことにより、中国のステンレス線メーカーと直接交渉し、さらに安く購入することができております。

お客様から利益を頂かなくても、お客様の注文数量が増えれば、その分、弊社で使用するステンレス線の購入価格が安くなり、弊社にも十分にメリットがあるのです。

ただ、安かろう悪かろうでは話になりません。商社とは違い、弊社でもステンレス線を伸線しておりますので、見た目では分からない中国メーカーの良し悪しを判断できます。

通常金網用ステンレス線のように鈍し線（W1）であれば、分析表（ミルシート）を信じ、見た目で判断するしかありません。弊社では自社でも伸線しているので、品質の悪いステンレス線は切れてしまうのです。現在提携している中国のステンレス線メーカーの線は、そのような事がなく、高品質な商品を提供してくれております。

PRODUCTSダイス　修理販売

弊社は世界でも有数の加工技術を持つダイスメーカーIWD社と業務提携をし、日本での修理・販売の窓口として業務を行っています。
近年、伸線用ダイスの価格競争により、世界各国のダイスメーカーは、よりコストのかからない加工方法に切り替えてきたため、理想のダイス形状からは遠のいてしまっているのが現状です。
弊社はステンレスの伸線を長年やってきましたが、確かに昔に比べるとダイス自体の価格は下がってきております。
ただ、ダイスの寿命は短くなってきているのも事実であり、伸線のコストとしてかかるダイス経費額が安くなっている訳ではないのです。
ダイスにかかるトータル費用が同じであれば、ダイス交換にかかる時間を短縮できるような、寿命の長いダイスを使用した方が効率はいいはずです。
弊社は数年前より、様々なメーカーのダイスを取り寄せたり、修理加工依頼をして、検証してきました。その中でもIWD社は理想のダイス形状になるように、基本に忠実に作成、修理加工を行っています。また、徹底した合理化により、ダイスの価格も他のダイスメーカーに負けないような価格設定になっております。
ぜひ一度、IWD社のダイスをお試し下さい。きっと違いが分かるはずです。

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